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イノゲート大阪


JR西日本と大阪ターミナルビルは2023年5月16日、JR大阪駅西側(大阪市北区梅田3丁目)に新設する新駅ビルの名称を「イノゲート大阪」に決定したと発表しました。 規模は地上23階、地下1階、高さ121.6m、延べ面積約60,440㎡です。 商業施設やオフィスなどで構成します。 設計はJR西日本と大林組、施工は大林組・大鉄工業JV。 2024年秋に開業する予定です。 ニュースリリース(PDF)は→こちら




イノゲート大阪

2023年1月10日撮影。北西側から。



完成イメージ(北西側から)

大阪駅新駅ビル開発

[2019年12月11日付ニュースリリースより引用]

うめきた2期地区など大阪駅西側地区の玄関口となる新たな駅ビルが誕生します。 左側には駅ビルの一つ「ノースゲートビルディング」(地上28階、高さ150m)も描かれています。



立面図

大阪駅新駅ビル(仮称)

東立面図です。 1~2階にエントランス、3~5階に飲食店舗、6階にラウンジ、カフェ、物販、9~10階にフレキシブルオフィス、11階に貸会議室、12~22階に基準階(中層階)面積約1,645㎡(約498坪)、貸室面積約23,035㎡(約6,968坪)のオフィスを配置します。

国土交通大臣は2021年3月25日、新駅ビル(申請部分)のほか、高架下開発(申請以外部分)も含む「(仮称)大阪駅西北ビル開発事業」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。 これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。



配置図

大阪駅新駅ビル(仮称)

高架下開発(申請以外部分)の延べ面積は約7,000㎡です。 新改札口やバスターミナル、貫通通路のほか、店舗面積約3,000㎡の商業ゾーンを計画しています。 高架下開発は2027年春までに順次開業する予定です。



概要

名 称イノゲート大阪
計画名大阪駅新駅ビル(仮称)/大阪駅西高架エリア開発
所在地大阪市北区大深町19番10の一部、梅田3丁目138番ほか(地番)
大阪市北区梅田3丁目1番3号(住居表示)
最寄駅JR「大阪」駅ほか
建築主西日本旅客鉄道株式会社、大阪ターミナルビル株式会社
設 計西日本旅客鉄道株式会社、株式会社大林組
施 工大林組・大鉄工業特定建設工事共同企業体
監 修ジェイアール西日本コンサルタンツ・東畑建築事務所設計共同体
用 途駅施設、事務所、物販店舗、飲食店舗
敷地面積約3,716㎡
建築面積(申請3,690.46㎡)
延床面積約60,440㎡
構 造S造、一部SRC造
階 数地上23階、地下1階、塔屋1階
高 さ121.6m
着 工2021年2月末日予定((仮称)大阪駅西北ビル開発事業:2021年3月2日予定)
竣 工2024年6月末日予定((仮称)大阪駅西北ビル開発事業:2024年7月31日予定)
開 業2024年秋予定
備 考 [スケジュール](予定)
2020年2月…………大阪ステーションシティ駐車場連絡通路等撤去工事着手
2021年春……………新駅ビル工事着手
2023年3月…………うめきた(大阪)地下駅開業、新改札口暫定供用開始
2024年夏……………新改札口供用開始
2024年秋……………新駅ビル開業
2027年春まで………順次、高架下商業ゾーン・バスターミナル開業

◆JR西日本2023年5月16日付ニュースリリースは→こちら
◆国土交通省2021年3月25日付報道発表資料は→こちら

最終更新日:2023年5月16日



地図

新改札口の整備などに伴い、既存商業施設(梅三小路、アルビアウトドア)は閉館しました。 大阪駅の駅ビルは、1983年5月に「アクティ大阪」(現サウスゲートビルディングの一部)が開業。 2011年3月には「サウスゲートビルディング」増築部が開業し、同年5月には「ノースゲートビルディング」と「大阪ステーションシティ」がグランドオープンしています。 さらに駅ビルが増えることになりますね。



2023年1月撮影

大阪駅新駅ビル(仮称)

2023年1月10日撮影。南西側から見ています。16~17階くらいまで立ち上がっているでしょうか。手前はJRの高架橋です。




大阪駅新駅ビル(仮称)

その右手。建設中の「梅田3丁目計画(仮称)」のビル(地上39階、高さ188m)です。




大阪駅新駅ビル(仮称)

大阪駅側から見た「梅田3丁目計画(仮称)」のビルと大阪駅新駅ビル。




大阪駅新駅ビル(仮称)

新駅ビルは23階まで成長します。




大阪駅新駅ビル(仮称)

北東側から見た新駅ビルです。カーテンウォールの設置も進んでいます。




大阪駅新駅ビル(仮称)

その左手。JRの高架橋の奥に「梅田3丁目計画(仮称)」のビルが見えます。




大阪駅新駅ビル(仮称)

右手。建設地北側の様子。




大阪駅新駅ビル(仮称)

その右手。「うめきた2期地区開発プロジェクト 南街区賃貸棟」(地上39階、高さ181.5m)も立ち上がっていました。




大阪駅新駅ビル(仮称)

新駅ビルは、1~2階にエントランス、3~5階に飲食店舗などの商業エリア、6階にオフィスロビー、7階に設備フロア、9~22階にオフィスエリア、23階に屋上を配置します。




大阪駅新駅ビル(仮称)

JR大阪駅の新改札口とはダイレクトに結ばれます。




大阪駅新駅ビル(仮称)

その右手。 右側では「西口広場整備事業」が始まっていました。 駅、飲食店舗、物販店舗で構成する地上3階、地下1階、高さ20.30m、延べ面積9,218㎡の複合施設が建ちます。 2023年3月18日に開業する地下駅の駅ビルとなりますね。




西口広場整備事業の建築計画のお知らせ

「西口広場整備事業」の建築計画のお知らせ。 建築主はJR西日本、三菱地所、三井住友信託銀行の3者、設計はJR西日本です。 2025年3月末に竣工する予定です。 写真クリックで拡大画像を表示。




大阪駅新駅ビル(仮称)

本題に戻ります。北側から見た新駅ビル。大地震に備え、制震装置により建物の揺れを低減する制震構造を採用します。




大阪駅新駅ビル(仮称)

その低層部。浸水対策として、重要基幹設備と防災センターを2階以上に配置します。2階の床高は7.2mに設定しています。




大阪駅新駅ビル(仮称)

北西側から。中層階貸室面積は約1,645㎡(498坪)、賃貸総面積は約23,035㎡、天井高は3mを予定しています。




大阪駅新駅ビル(仮称)

その左手。「西口広場整備事業」の事業地です。




大阪駅新駅ビル(仮称)

新駅ビルは、既存の「ノースゲートビルディング」や「大阪ステーションシティ駐車場」とは2階で直結します。




大阪駅新駅ビル(仮称)

その左手。建設地北側道路の様子。




大阪駅新駅ビル(仮称)

2024年6月に竣工し、同年秋に開業する予定です。




大阪駅新駅ビル(仮称)の建築計画のお知らせ

「大阪駅西高架エリア開発」の建築計画のお知らせ。前回撮影時と内容は同じです。写真クリックで拡大画像を表示。


《過去の写真はこちら》
《梅田3丁目計画(仮称)についてはこちら》
《うめきた2期地区についてはこちら》




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