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(仮称)新福岡ビル(福ビル街区建替プロジェクト)


(仮称)新福岡ビルは、西日本鉄道(福岡市)が、福岡市中央区の天神地区に新設する、オフィス、商業施設、ホテル、カンファレンスなどで構成する地上19階、地下4階、高さ約97m、延べ面積約147,000㎡の大型複合ビルです。 ホテル(客室41室)はPlan・Do・See(東京都)が運営を担当。 基本設計は日建設計、実施設計は鹿島建設、施工は鹿島・安藤ハザマ・松本組・西鉄建設JV。 2024年12月に竣工し、2025年春に開業する予定です。




(仮称)新福岡ビル

2023年10月18日撮影。南西側より。

西日本鉄道は2024年2月21日、本ビルの開業にあわせて、西鉄本社オフィスを本ビルに移転することを正式決定したと発表しました。 本社オフィスは、本ビルの9階の一部及び10階に入居します。面積は約7,000㎡。約700人が勤務します。 プレスリリースは→こちら

西日本鉄道は2024年2月21日、本ビルの5階に、天神ワーカー向けの食堂を開設すると発表しました。 本食堂は、福岡市内でイタリアンレストラン「Ringrazie」を運営する㈱リングラッツェ(福岡市中央区)とタッグを組んで運営。 エリア最大級となる約200席を設けます。 プレスリリースは→こちら



完成イメージ

福ビル街区建替プロジェクト

[以下2枚、2020年11月12日付ニュースリリース(PDF)より引用]

西日本鉄道は2021年5月13日、本ビルが4月28日に、DBJ Green Building 認証」のプラン認証において九州初となる最高位ランク「5つ星」を取得したことを発表しました。

国土交通省は2022年1月14日、国土交通大臣が天神一丁目11番街区建替プロジェクトを優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表しました。 これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。 プレスリリースは→こちら

西日本鉄道は2022年7月13日、本ビルが米国グリーンビルディング協会による国際的環境性能評価「LEEDR」の「LEEDR for Building Design and Construction: Core and Shell Development」カテゴリーにおいて、九州初となるゴールドランクの予備認証を取得したと発表しました。



概要図

福ビル街区建替プロジェクト

地下2階~地上4階に食料品や飲食を提供するテナントが入居し、6階に多目的ホール、6~7階にスカイロビーやコワーキング・サービスオフィス、8~17階にオフィス、18~19階にホテルを設けます。

西日本鉄道は2021年12月22日、Plan・Do・See(本社:東京都)とホテルマネジメント契約を締結したことを発表しました。 1階にホテルエントランスやカフェ・バー、6階に多目的ホール、18階に客室や付帯施設、19階に客室や付帯施設、ロビー、レストラン(ルーフトップバー、オールデイダイニング等)を配置します。

客室は18~19階に41室を設けます。全室バルコニー付きとし、一部には中庭を望む書斎付きの客室も用意します。 付帯施設として、テラス付きサウナや中庭、ラウンジなども揃えます。



概要

名 称(仮称)新福岡ビル
計画名福ビル街区建替プロジェクト
天神一丁目11番街区建替プロジェクト
(仮称)天神1丁目11番街区開発プロジェクト
所在地福岡市中央区天神1丁目111番ほか(地番)/福岡市中央区天神1丁目11番(住居表示)
最寄駅西日本鉄道「西鉄福岡(天神)」駅、地下鉄「天神」駅
建築主西日本鉄道株式会社
設計・監理基本設計・監修:株式会社日建設計
実施設計・監理:鹿島建設株式会社
施 工鹿島・安藤ハザマ・松本組・西鉄建設 特定建設工事共同企業体
用 途オフィス、商業、ホテル(41室)、カンファレンス
敷地面積8,605.16㎡
建築面積7,600㎡
延床面積147,000㎡
構 造鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
階 数地上19階、地下4階、塔屋1階
高 さ約97m
着 工2021年12月(起工式:2021年12月22日)
竣 工2024年12月予定
開 業2025年春予定
備 考 [外装デザイン] Kohn Pedersen Fox Associates(KPF)
※スカイロビー、オフィス共用部、1階共用部の内装デザインも担当
[商業内装デザイン] 株式会社乃村工藝社
[ホテル内装デザイン] 株式会社 NAP 建築設計事務所

2019年5月…………………福岡ビル解体着手
2020年4月以降……………天神コアビル、天神第一名店ビル解体着手

◆西日本鉄道2022年07月13日付ニュースリリース(PDF)は→こちら

最終更新日:2023年11月1日



地図

建設地は九州最大の繁華街「天神」の中心部です。下記3棟の跡地を一体的に再開発します。

福岡ビル……………地上11階、地下3階、延べ42,980㎡、オフィス・商業、1961年竣工
天神コアビル………地上08階、地下3階、延べ23,892㎡、商業、1976年竣工
天神第一名店ビル…地上10階、地下3階、延べ23,878㎡、商業、1976年竣工

天神第一名店ビルに入っていた商業施設「天神ビブレ」は2020年2月11日、天神コアビルに入っていた商業施設「天神コア」は同3月31日に閉店しました。



2023年10月撮影

(仮称)新福岡ビル

2023年10月18日撮影。南西側より見ています。かなり立ち上がっていました。




(仮称)新福岡ビル

鉄骨は最上階まで達しているようです。




(仮称)新福岡ビル

規模は地上19階、地下4階、高さ約97m、延べ面積約147,000㎡です。




(仮称)新福岡ビル

西側より。新ビルの地下2階~地上4階には食料品や飲食を提供するテナントが入居します。




(仮称)新福岡ビル

8~17階に設けるオフィスフロアは、1フロアの面積が西日本最大級の1,400坪かつ天井高3mの大規模無柱空間となります。




(仮称)新福岡ビル

北西側より。手前は天神交差点です。 オフィスフロアには九電工の本社機能の一部の入居が発表されています。 また、西日本鉄道とCIC(ケンブリッジ・イノベーション・センター)は、イノベーションキャンパスを創設するための検討を共同で進めています。




(仮称)新福岡ビル

その右手。建設地西側は渡辺通です。




(仮称)新福岡ビル

左手。建設地北側は明治通りです。




(仮称)新福岡ビル

北東側より。 ホテルの運営はPlan・Do・See(本社:東京都)が担当します。 1階にホテルエントランスや明治通りに面したカフェ・バー、6階に多目的ホール、18階に客室や付帯施設、19階に客室や付帯施設、ロビー、レストラン(ルーフトップバー、オールデイダイニング等)を配置します。 6階の多目的ホールでは、ブランド新作発表会やアートイベント、レセプションパーティなど文化発信や交流の場を提供する計画です。




(仮称)新福岡ビル

その右手。建設地北側、明治通り。




(仮称)新福岡ビル

左手。左は「天神ビジネスセンター」(地上19階、高さ89.525m)です。




(仮称)新福岡ビル

東側より。 18~19階に配置する41の客室は、全室バルコニー付きとし、一部に中庭を望む書斎付きの客室も用意します。




(仮称)新福岡ビル

南東側より。 ホテル付帯施設としては、テラス付きサウナや中庭、ラウンジなどを予定。長期滞在者もくつろいで過ごせる体験型コンテンツも計画しています。




(仮称)新福岡ビル

少し離れました。左手前の「イムズ」跡地では「(仮称)天神1-7計画」が進行中です。事務所、ホテル、店舗からなる地上20階、地下4階、高さ約91m、延べ面積約74,020㎡の複合ビルが2026年3月に完成する予定です。




(仮称)新福岡ビル

南側より。手前は「(仮称)天神1-7計画」建設地です。




(仮称)新福岡ビルの建築計画のお知らせ

福岡市旅館等設置規制指導要綱による標識です。「(仮称)新福岡ビル」は、2024年12月に竣工し、2025年春に開業する予定です。写真クリックで拡大画像を表示。


《過去の写真はこちら》




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