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東京海上日動ビル建替計画


東京海上ホールディングスと東京海上日動火災保険は、東京都千代田区丸の内1丁目に所在する東京海上日動ビル本館および新館を一体的に地上20階、地下3階、高さ約100m、延べ面積約130,000㎡の新本店ビルに建て替えます。 構造部材である柱、床に国産木材をふんだんに使い、木の使用量が世界最大規模となる「木の本店ビル」として生まれ変わります。 設計はRenzo Piano Building Workshopと三菱地所設計、施工は竹中工務店・大林組・清水建設・鹿島建設・大成建設・戸田建設による共同企業体(予定)。 2022年10月に解体工事に着手し、2024年10月に着工する予定で、2028年度の竣工を目指しています。 2022年8月1日付ニュースリリース(PDF)は→こちら



完成イメージ

東京海上日動ビル建替計画

[2022年8月1日付ニュースリリース(PDF)より引用]

左が南西側から見たイメージ、右が西側から見たイメージです。



現地の様子

東京海上日動ビル建替計画

2020年12月17日撮影。左が新館、右が本館です。一体的に建て替えます。

本館:地上25階、地下5階、延べ面積62,695㎡、1974年竣工
新館:地上16階、地下4階、延べ面積52,620㎡、1986年竣工

本館の高さは99.7m(最高108.1m)です。 PLATEAUによる計測高さは、本館が110.1m、新館が71.1mでした。 新・本館の高さは現・本館とほぼ同じですが、延べ面積は両館合わせた約115,000㎡から約130,000㎡へと15,000㎡ほど増えることになります。

なお、東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険、東京海上日動あんしん生命保険の3社は2021年3月25日、本店を常盤橋タワーに移転することを発表しています。 2021年12月から順次移転を開始し、2022年6月までに移転を完了する予定です。



概要

名 称東京海上日動ビル建替計画
所在地東京都千代田区丸の内1丁目2-1(住居表示)
最寄駅東京駅、二重橋駅、大手町駅
建築主東京海上ホールディングス株式会社、東京海上日動火災保険株式会社
設 計Renzo Piano Building Workshop、株式会社三菱地所設計
施 工株式会社竹中工務店、株式会社大林組、清水建設株式会社、鹿島建設株式会社、大成建設株式会社、戸田建設株式会社による共同企業体
用 途事務所(本店ビル)、駐車場等
敷地面積10,147.61㎡
建築面積
延床面積約130,000㎡
構 造S造/木造/SRC造(免震構造)
階 数地上20階、地下3階、塔屋2階
高 さ約100m
着 工2024年12月予定(2022年10月:東京海上日動ビル本館および新館解体着工)
竣 工2028年度予定
備 考 ◆2022年8月1日付ニュースリリース(PDF)は→こちら

最終更新日:2022年8月1日



地図

建設地まで「東京駅」から徒歩5分です。東京メトロ「二重橋駅」や東京メトロ・都営地下鉄「大手町駅」も近接しています。

新・本店ビルでは、ビルを支える柱の多くに木材を使用すると共に、床の構造材としてCLT(直交集成板)を用いることなどにより、可能な限り多くの木材を使用する予定です。

新・本店ビルの屋上には、都心の喧騒にありながら、人々にひと時の静寂や憩いをもたらす緑豊かな庭園を計画。この庭園とエントランスの中央の「パティオ(中庭)」と呼ばれるスペースに植えられた樹木、さらにビルの周囲に配された樹木により、皇居外苑と新・本店ビルをシームレスに結びつける計画です。

新・本店ビルのデザインは、1998年にプリツカー賞を受賞した世界的な建築家であるレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所、Renzo Piano Building Workshop(RPBW)が担当しています。





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